本クラスでは、Huddleston and Pullum (2002) を講読します。「英文法」で扱った内容の発展的なもので、授業内容を振り返りつつテキストを読み進めていきます。
前提知識として、学部開講科目「英文法」「言語学概論Ⅰ」(前学期開講)、「言語学概論Ⅱ」「英語学概論」(後学期開講)を受講しておくとよいでしょう。専門性を深めたい場合の推奨履修ルートは、M1の後期に「英語学概論」「言語学概論Ⅱ」、M2の前学期に「英文法」と本科目を同時履修することです。授業内容をよく理解できること請け合いです。もちろん、クラスでは受講メンバーのペースで進むので、初めて触れる場合も大丈夫です。テキストには徐々に慣れます。
授業連絡は、Universal Passport、メールで配信します。
このページでは、名桜大学図書館の参考文献、リポジトリで閲覧可能な論文、ウェブサイト情報をまとめています。[PDF] は、リンク先のリポジトリで読むことができる論文を指します。
和訳が「英文法大事典」シリーズとして刊行されている。全て畠山雄二(編)である。以下、本学図書館の蔵書情報を記す(原著者・監訳者名は省略)。
0. 本田謙介・深谷修代・長野明子 (訳)2017.『英文法と統語論の概観』東京:開拓社.
1. 谷口一美・田丸歩実・小川陽香・貝森有祐(訳)2021.『動詞と非定形節, そして動詞を欠いた節』東京:開拓社.
2. 木口寛久・船越健志・船越さやか・後藤亘・瀧田健介 (訳)2018.『補部となる節、付加部となる節』東京:開拓社.
3. 寺田寛・中川直志・ 柳朋宏・茨木正志郎 (訳)2019.『名詞と名詞句』東京:開拓社.
4. 田中江扶・中島基樹・ 川崎修一・飯沼好永 (訳)2017.『形容詞と副詞』東京:開拓社.
5. 縄田裕幸・久米祐介・松元洋介・山村崇斗(訳)2018.『前置詞と前置詞句、そして否定』東京:開拓社.
6. 松本マスミ・梅原大輔・月足亜由美・小谷早稚江・黒川尚彦(訳)2020.『節のタイプと発話力、そして発話の内容』東京:開拓社.
7. 岩田彩志・田中秀毅・ 藤川勝也・辻早代加 (訳)2018.『関係詞と比較構文』東京:開拓社.
8. 岸本秀樹・有働眞理子・ 眞野美穂・木戸康人・ 前田晃寿(訳)2019.『接続詞と句読法』東京:開拓社.
9. 保坂道雄・吉良文孝・塚本聡・一條祐哉・佐藤健児・小澤賢司(訳)2020.『情報構造と照応表現』東京:開拓社.
10. 今仁生美・伊藤たかね・由本陽子・澤田治・川原功司(訳)2021.『形態論と語形成』東京:開拓社.
「英文法」の参考文献も参照のこと。
・安藤貞雄. 2005.『現代英文法講義』東京:開拓社.
・江川泰一郎. 1991.『英文法解説(改訂3版)』東京:金子書房.
・O. イェスペルセン(著)相田周一・奥村譲・川端新他(訳)2015.『英語の成長と構造』東京:英宝社.
・寺沢芳雄(編)1997.『英語語源辞典』東京:研究社.
・寺沢芳雄(編)2002.『英語学要語辞典』東京:研究社.
・The Oxford English Dictionary (2nd Edition). 1989. Oxford: Oxford University Press.
2025年5月30日より、オンライン版を名桜大学の学内ネットワークから利用できるようになりました。詳細は、図書館のページからどうぞ。
OED Onlineの使用法については、OED入門(菊地翔太のホームページ)をご覧下さい。
『英語学大系』シリーズ(全15巻、大修館書店)
『現代の英文法』シリーズ(全11巻、研究社)※第12巻『総索引』は名桜大図書館に蔵書なし
0. 本田謙介・深谷修代・長野明子 (訳)2017.『英文法と統語論の概観』東京:開拓社.
1. 谷口一美・田丸歩実・小川陽香・貝森有祐(訳)2021.『動詞と非定形節, そして動詞を欠いた節』東京:開拓社.
木口寛久・船越健志・船越さやか・後藤亘・瀧田健介 (訳)2018.『補部となる節、付加部となる節』東京:開拓社.
「英語学概論」の特に統語論を参照(「言語学概論Ⅰ, Ⅱ」でも少し触れます)。